落花生、イノシシにやられる

『落花生、イノシシにやられる！！』
地域の人に「この辺はイノシシ出るよ！」と言われていたのですがやっぱり出ました・・・
収獲間近の落花生がのきなみほじくり返されている。

ちゃんと収穫時期にやってくるなんてやっぱり匂いでわかるのかなー
「今年は落花生は試験的にやっているだけだし・・・」
「種代3,000円だし・・・」
「利益も一反30万くらいなのであんまり儲からないし・・・」
などと自分を納得させてはいるものの炎天下の中、
熱中症の恐怖にさらされながら
一人で種を植えた身としては何ともやるせない。
まあ、彼らの居住域に勝手で踏み込んできているのも事実。
イノシシの被害は避けては通れないんですよね。

対処方としては電気柵が一般的なのですが「ウルフピー」という
面白いものがあります。実はこれ、オオカミの本物の尿。
容器に入れてつるしておくと草食動物が寄ってこないという代物。
（普通にアマゾンで買える）
昔どこかで聞いた話で、鹿の害に困っていた自治体が
動物園からライオンの糞をもらって畑に置いておいたら
効果てきめんだったらしい。
（残念ながら匂いがきつすぎて、人間も近寄れないほど強烈な臭いらしい。）

日本で生まれ育った草食動物は当然オオカミも、ライオンも
知らないでしょうが捕食者の匂いをかぎ分け脅威を察知する能力が
DNAレベルに刻み込まれているんでしょうか。
あとは彼らがあまり好きではないニンニクや生姜といった
害獣リスクの少ない作物を作ることが
考えうる対処方かなと。

どうでもいいけど、あんまり畑の中を歩き回って、
芽が出てきたホウレンソウとかを踏みつけないでもらいたい・・・